善きあしき・・・

善(よ)きあしき人の上にて身を磨け
友はかがみと なるものぞかし

大意

善いことはすぐに見習い、悪いことはすぐに反省する。それを繰り返して自分を磨いていきなさい。人は自分が行なうことに対する良し悪しには気づきにくいが、人が行なう善行や悪行は目に付きやすいもの。そういった友人達の行ないを自分の反面教師とし、自分の修行の手本にせよとの意がこの歌にはこめられています。

人間誰でも、他人の行ないはすぐに気付きます。それが良い行ないであれば大いにに見習い、悪い行ないであればすぐに反省し、自身の徳性を磨いていくことは、良き人生を送るためにも大切なのです。

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