めぐりては・・・

めぐりては我が身にこそは事(つか)へけれ
先祖のまつり 忠孝(ちゅこう)の道

大意

先祖をよく供養していれば、自分の子孫たちもしっかりと供養してくれる。先祖の祭りを大切にし、親に対しては孝の道を尽くせ。そうすれば、やがては回りまわって自分自身にかえってくるのです。

世の中は回りまわって、自分に帰ってくるようになっています。悪行においても、人を騙すことばかりを生業にしていれば、いつかは自分に災難が降りかかってくるのです。

自分に帰ってくるのだから、先祖の祭りや忠孝にはげむべきであると説かれています。

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